お抹茶と和菓子

四国旅行の2日め、最初に訪れた南楽園。
四国最大の日本庭園を誇る、その池のほとりにある里の家。


藁葺き屋根の趣のある休憩処です。
そこで、お抹茶をいただきました。
お抹茶とお抹茶セットを注文し囲炉裏のあるお座敷に上がります。


本来ならお茶はセルフのようですが、他にお客さんもいなかったからでしょうか。
お店の方が麦茶を持ってきてくださいました。
開け放たれたお座敷から南楽園のお庭、池を眺めます。
しばらくして運ばれてきたお抹茶ですが、お抹茶セットで頼んだ和菓子とは別に可愛らしい和菓子も一緒でした。


お抹茶のみの注文についてくるようです。
こうしてお抹茶をいただくのは初めてです。
まず、最初にひとくち、口に含みます。
思ったより苦くありません。
和菓子をひとくちいただきます。
こちらは口に優しい甘さです。
また、お抹茶をいただきます。
最初にいただいたときより美味しい。
なんでしょう。
苦いとか甘いとかそういう表現は上手くできません。
和菓子の優しい甘さがお抹茶を優しくしているという感じです。
そうです。
優しい味です。
最初、お抹茶だけをいただいたときにはわからなかった優しい味です。
お抹茶と和菓子、お互いにお互いの良さを引き出す組み合わせなのだと初めて知りました。
この夏の収穫のひとつです。

コメント