祇園・花咲のミニ懐石

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京都、祇園の花咲。たまにはこんなリッチな食事も経験しとかないといけない。20歳の娘は食に関する仕事をしているので彼女の勉強もかねて、超奮発してみた。お店の構えから、予約なしではなかなか足を踏み入れるのに躊躇してしまいそう。私たちのような超小市民には・・・
昔、下呂温泉の水明館という旅館の大阪営業所で予約業務をしていた私は、仕事のネタにあちこちの旅館やホテル、本社(水明館)の懐石料理を経験した。まだ多少場慣れはしている。こういう場所が初めての大将に背中を押され(彼は苦手な場所、役所とか・・・ではいつも私の背中を押す)私が一番に歩く。町屋作りの細長い路地を歩いたところに入り口がある。お昼のミニ懐石の予約をしておいたので座敷のある建物に案内される。

 

掘りごたつの個室。廊下を挟んで中庭が見える。外はとても寒かったが暖房がきいていて暖かい。

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最初に出てきたのが季節の小鉢。竹の筒の中に入っている卵豆腐をところてんのように押し出していただく。

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お出汁が美味しい♪

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ほんのぽっちりのお造り。お造りはどちらかといえば苦手やけれど・・・美味しくいただく。

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焼き物八寸。お料理を運んでくれはるお姉さんがきちんと説明してくれはるんやけれど・・・

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これは鰆。

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煮物。かぼちゃの団子。衣があられっぽく美味しかったなぁ。かぼちゃが苦手な大将もこれは美味しいと言っていた。
お料理が順々に運ばれてくるので次のが来るまでの少しの間がある。そして、このかぼちゃをいただいた時点で3人とも結構お腹が膨らむ。

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天麩羅。海老はさきほどのかぼちゃと同じ、あられっぽい衣。右の緑色は抹茶塩。

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京浅漬けのにぎり。お漬物が乗っかったお寿司。すでにお腹いっぱいやけれど、左端からいただく。とりあえず、真ん中は白菜のお漬物でした。

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そして、デザート。柿と抹茶のわらびもちとアイスクリーム。

超満腹、超満足の超贅沢な昼食でございました(*’▽’)

 

さぁ、ここからが問題です。こういう場所のお会計ってどうするの?って心配が頭をもたげる。若いころ、こういう場所に連れて来てもらってもお会計はよそ事やったので。といって、大将を見ると満足げに浸っていてお会計は頭にない。一家の家計を預かる私が支払うから別にええねんけれど・・・テーブルの左に呼び出しブザーがあるからこれを押すのか?この建物の入り口にはレジなんてなかったしなぁ。と思案していいた。デザートを持ってきたお姉さんが「お食事が終わりましたらそちらのブザーを押してください。お会計に参ります。」と・・・

 

心置きなく、デザートをいただく。

まっ、これも経験ですね。
生まれも育ちもこういう場所にしょっちゅう行き慣れるようなグループに属していない私。
中には、いてはるんやろうなぁ~。そういうグループに属して生きてはる人。

なんて、ことを考える。
そういうグループに属する家に生まれた人はたいていがそういうグループの人と結婚し、以後もそういうグループに属するのやろうね。そうでない人はそうでないまま・・・・別にだからってどうってことはないけれど、そういう括りがあることは認識しておくほうがいい。

 

date 2012年12月2日

 

 

 

 

 

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